「生理が遅れているけど、もしかして…?」と感じたとき、産婦人科を受診するべきか迷ったり、いつが最適なタイミングか分からなかったりする方も多いでしょう。
この記事では、妊娠したかもと思った時に取るべき行動や受診のタイミングについて、詳しく解説していきます。
妊娠したかもと感じたら、まず自分で検査を
生理周期が規則的な方であれば、予定日を過ぎても生理が来ないと「もしかして妊娠かも?」と思うかもしれません。
そんなときは、すぐに産婦人科を受診するのではなく、まずは市販の妊娠検査薬を使ってチェックしてみましょう。
妊娠検査薬は、自分の尿を使って簡単に確認できます。
検査できる時期は製品ごとに異なるため、パッケージの指示をよく確認してください。
もし結果が陰性でも、生理が来ない場合は一週間後に再度検査を行いましょう。
産婦人科を受診するタイミングはいつが良い?
生理予定日から2週間後がベストタイミング
妊娠検査薬が陽性の場合、産婦人科で胎嚢や心拍を確認する必要があります。
エコー検査で胎嚢が確認できるのは妊娠5週頃、心拍が確認できるのは妊娠6週頃とされています。
妊娠週数は月経周期28日の場合の最終生理の開始日を「0週0日」として数えるため、産婦人科を受診する目安は、生理予定日から約2週間後(最終生理開始日から6週間後)です。
ただし、出血や強い腹痛があるなどの場合は、すぐに受診してください。
初診が遅すぎると危険な理由
受診が早すぎると、まだ胎嚢や心拍が確認できないことがありますが、逆に初診が遅すぎるのも危険です。たとえば、異所性妊娠(子宮外妊娠)の場合、発見が遅れると急に危険な状態になることがあります。生理不順の方は妊娠に気づきにくいこともあり、注意が必要です。
産婦人科の初診料はどれくらいかかるの?
初診料の目安
産婦人科の初診料は、病院の規模や設備によって異なりますが、5,000~15,000円程度が一般的な目安です。
ほとんどの自治体では妊婦健康診査に助成がありますが、初診時や妊娠確定前の検査には助成に制限があり、自己負担となるケースが一般的です。また症状によって保険適応になる場合も多いです。妊娠が確定すると、自治体の窓口で妊娠届を提出し、母子手帳と妊婦健康診査受診票を受け取れます。この受診票を使うと妊婦健診の費用が一部助成されます。助成内容は自治体によって異なります。
母子手帳は妊娠中から出産、育児の記録や証明をするものですから、とくに妊娠中はいつも携帯してください。外出先で災害に遭った場合などに、必要な手当てをうけるのに役立ちます。
正常な妊娠の場合、保険は適用されない
正常な妊娠は「病気ではない」とされ、保険は適用されません。
ただし、検査結果が陰性だった、母体や胎児に異常が見つかった場合や妊娠中に風邪などの体調不良で受診した場合には保険が適用されることもあります。
妊娠中であっても、医療機関には保険証やマイナンバーカードを持参しましょう。
まとめ
この記事を通じて、産婦人科を受診するタイミングや費用についての理解が深まり、不安が少しでも和らげば幸いです。
安心して一歩を踏み出せるよう願っています。
ウィメンズクリニック横田
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